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南区楠那町に建立されている「聖上陛下御登極五十年記念林・碑」です。 |
1920(明治43)年10月、広島県知事宗像政によって、「聖上陛下御登極五十年記念林」碑が建立されました。
この碑は、黄金山の官有林23町5反20歩を金7,200円で払下げをうけて仁保島の村有財産としたことがあり、これを記念して建立した石碑のひとつでした。
この碑に沿って(山手側に)日宇那-楠那間の旧道があったそうです。 |
聖上(せいじょう) |
天子を敬っていう語。 |
登極(とうきょく) |
天皇が位につくこと。即位。 |
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歴代広島県知事を調べ頁を作成しましたが、その方々の足跡はなかなか見つからないのです。
楠那公民館でいただいた1983(昭和58)年3月発行「楠那学区の歴史」という小冊子にこの聖上陛下御登極五十年記念林碑の紹介があったのです。
読むと、宗像政第10代県知事(在任:1907-1912)が建立したとあったので、宗像知事の足跡をここで見ることができました。2007年12月はじめに撮影したときは碑文の全部が読めなく石碑が建立されていることしかわからなかったのです。近くに行って碑を見たかったのですが、崖地でしたのでいけなかったのです。今回碑の上(山手)に旧道があったと記述もありましたが、これに行ける道もフェンスが設置してあり立入り禁止のようでした。
碑文が(明治)天皇即位五十年とありますが、建立・明治43年とに差がありますがそこのところはわたしにはわかりません。 |
2008年みた時は刻まれた文字が少し読めました。 |
08.02.18更新 08.01.09裕・記編集 |