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東区愛宕町側に設置されている旧愛宕跨線橋に使用されていた「外国製レール」を取り上げました。 |
旧愛宕跨線橋は、鉄道の南北を連結する歩行者専用橋として1925(大正14)年に建設されました。
1945(昭和20)年8月6日に、原爆に被災しましたが、その後も風雪に耐え、80年近くの間、多くの市民に利用され親しまれてきました。しかし、老朽化が進んだことなどから、2001(平成13)年に解体し、新しい橋に架け替えられることになりました。この架け替えにあたり多くの市民の方々から「思い出多い跨線橋を部分的にでも保存してほしい』との声が寄せられたことから、旧橋のトラスと親柱の一部を保存することになりました。 |
旧愛宕跨線橋のトラス部分には古い鉄道レールが再利用されていましたが、解体したときの調査で、レールの刻印から約100年前に米国やドイツから輸入された、現在では貴重なレールであることがわかりました。 平成15(2003)年3月 広島市南区役所 |
カーネギー社製 |
米国 |
1900年(明治33年) |
ウニオン社製 |
ドイツ |
1902年(明治35年) |
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2008年説明板を読んだ時、明治時代は外国製(米国と独逸)のレールが輸入されていたのか、当時はレールを生産する工業力がまだまだ充実していない時代だったのだろうと漫然と考えていました。
2009年再び訪ねたとき、レールに刻印があることが書いてあったな〜どこだろうと探してみたのです。刻印がわかるように保存されていましたのですぐわかりましたので撮影し、この頁を編集しました。 |
09.11.12.裕・記編集 |