広島新四国八十八ヶ所霊場・復興35周年記念法要:スタンプてくてくウォーク

  広島新四国八十八ヶ所霊場は、大正7(1918)年に広島市を中心として安芸地区に開創されましたが、昭和20(1945)年8月6日米軍による原爆投下で巡拝不可能な状況となっていました。昭和48(1973)年弘法大師(774-835)生誕千二百年を記念して八十八霊場が復活再興され、今(2008)年復興35周年を記念してスタンプラリーが行われています。
「広島新四国八十八ヶ所霊場・復興35周年記念法要:スタンプてくてくウォーク」は、霊場寺院を巡拝し、その寺院のスタンプを用紙の当該箇所に押して、集めたスタンプの数に応じていろいろの賞品が当たるようになっているものです。
(※スタンプ帳は、わたしが巡拝しただいたいの寺院に備えつけてありましたが、備え付けが無くなっている寺院もありました)
この「スタンプてくてくウォーク」は、今(2008)年9月30日消印有効(※期間延長で11月26日県民文化センターで公開抽選になったそうです)ということでスタンプの数をお寺で確認していただき、事務局になっている宮島の大聖院に送ることになっていますが、巡拝のスタンプが期限まで88個なくてはならないのではなく、四つの道場を経て、八十八ヶ寺を巡拝することで、御仏の心に近づくことができればということなのだろうと、期間中に88ヶ寺満願とはいかないだろうと思うわたしは勝手に解釈しています。
(2008年)9月28日宮島沿線のお寺を広電1日フリー切符で巡りわたしのスタンプラリーも終わりと決めていた海蔵寺で手を合わせスタンプを押し、スタンプ数の確認をしていただこうと庫裡の方に行こうとしたときご住職が帰ってこられ「スタンプ数確認印」(48ヶ寺)をいただきたいとお話したのです、その時ご住職は確認院を押してもかまいませんが、期間が延長(※上記)になったので、1ヶ寺でも2ヶ寺でも時間を見つけて回られたらどうでしょうかと云ってくださったのです。それではということで昨(10月29日)日までに5ヶ寺をお参りさせていただき、53ヶ寺のスタンプを押すことができました。わたしの今回のスタンプラリー最後になった白蓮寺でスタンプを押して確認印をいただきたいとお話し、スタンプ数53ヶ寺と確認印をいただきました(下画像)。わたしの今回のスタンプラリー(の応募は53ヶ寺菩提の道場途中)は終わりましたがこれからはわが家からは少々遠い位置のお寺が残っていますが、巡って菩提道場から涅槃道場そして満願へと進みたいな〜と思っていますが。
2009年11月になってJR西条駅近くの国分寺と福寿院に立寄りお参りしスタンプ印を頂きました
資料は、(広島新四国八十八ヶ所)霊場会事務局発行「巡礼の手引き・5版」を参照しました。 01.01.31更新  08.08.04裕・記編集

08.10.30撮影
53ヶ寺のスタンプをいただきました
「スタンプてくてくウォーク」帳 裏面
  四国霊場では悟りの過程を、発心(ほっしん)、修行(しゅぎょう)、菩提(ぼだい)、涅槃(ねはん)という四つの道場であらわしています。当広島新四国八十八ヶ所霊場も巡拝することで「御仏」に近かづければと願いを込めて四つの道場を設けていますとのことです。
一番〜二十番 発心の道場 菩提心を起こすこと。仏となり最高の悟りに達しようと決心すること。
二十一番〜四十二番 修行の道場 戒律を守ったり、悟りを開くために特定の宗教的行為を行なって、仏の教えを実践すること。
四十三番〜六十一番 菩提の道場 修行を積み、煩悩(ぼんのう)を断ちきって到達する悟り。
六十二番〜八十八番 涅槃の道場 あらゆる煩悩(ぼんのう)が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地。



「広島新四国八十八ヶ所霊場」一覧 広島ぶらり散歩へ






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送