福岡市文学館 (旧:日本生命保険・九州支店)
  福岡市中央区天神に建てられている「(旧:日本生命保険・九州支店」です。
※現在は、福岡市文学館として使用されています。
この建物は明治時代の建築家・辰野金吾(たつのきんご:1854-1919)、片岡安(かたおかやすし:1876-1946)の設計により、日本生命保険株式会社九州支店として1909(明治42)年2月に竣工しています。
19世紀末の英国様式で、ドームや小塔、屋根窓を配した銅板葺きの屋根や赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は、19世紀末の英国様式を応用したものです。
1969(昭和44)年3月に国の重要文化財に指定されたのを機に福岡市に譲渡され、長く歴史資料館として活用された後、1994(平成6)年からは赤煉瓦文化館として市民に親しまれてきました。2002(平成14)年に福岡市文学館を開設しています。
資料は、福岡市総合図書館文学・文書課文学係の資料を参考にしました
女房に何の建物?と聞かれたのです、「保険会社の建物たい、お前、知らんかったと」と云ったのですが・・・撮影していると福岡市文学館(福岡市赤煉瓦文化館)ということがわかったのです。
わたしが子どもの頃は保険会社(日本生命ということは忘れていましたが)の建物だったのですが、重要文化財に指定されて福岡市に譲渡されたことは知らなかったのです。こういう形で煉瓦造の建物が利用され残されていくことがうれしく思ったのです。顧みれば(大借金地方自治体の)広島市に利用されずに残されている旧被服廠の(被爆した)建物は利用されることもなく朽ちていくのを待っている状態ですので、ついつい比べてしまったのです。
08.05.20裕・記編集

08.01.26撮影
福岡市中央区天神1-15-30

08.01.26撮影

08.01.26撮影

08.01.26撮影

08.01.26撮影
夕方に再び立ち寄ると照明に浮かび上がるような演出が凝らされていました

08.01.26撮影
(東側の)那珂川越しにみました



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