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福岡市東区(志賀島)大字弘の弘漁港に建立されている「舩溜築設之碑」です。 |
(碑表)舩溜築設之碑 (碑裏)昭和十三年九月建之 (昭和13年=1938年) |
舩 |
船の略字 |
ふなだ
船溜まり |
船が風波を避けて停泊する所。 |
みなと
港 |
「水の門(と)」の意
1) |
海が陸地に入り込んだ所を利用したり、防波堤などを築いて外海の荒い波を防ぎ、船舶が安全に停泊できるようにした所。港湾。 |
2) |
河海などの水の出入り口。 |
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志賀の島には、志賀と弘にそれぞれ志賀島漁港(第2種)弘漁港(第1種)という漁港があります。 |
義妹が運転する車に乗せてもらい、(志賀島)勝馬のしかのしま資料館に行こうと弘漁港に近づいた時に、この碑が目に入り、万葉歌碑かもしれないからと止まってもらい、下車してみたのです。万葉歌碑ではなく、港として整備するためか船溜まり築設の碑でした。碑文石もはめ込まれていたのですが、字が薄くなっておりわたしには判読できませんでしたので、碑裏の文字から1938(昭和13)年に竣工したことしかわかりました。
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08.12.01裕・記編集 |