九州国立博物館
  福岡県太宰府市石坂に建設され開館している「九州国立博物館」です。
九州国立博物館は、2005(平成17)年10月16日に東京、奈良、京都に次ぐ全国で四番目の国立博物館として、福岡県太宰府市石坂に開館しました。
九州が日本におけるアジア文化との交流の重要な窓口であり、歴史的かつ地理的背景を踏まえ「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」を基本理念に、旧石器時代から近世末期(開国)までの日本の文化の形成について展示し、 またアジア地方各地との文化交流を推進する拠点としての役割も持って建設されたそうです。
建設地は太宰府天満宮に隣接した旧境内地の山林。三方を尾根に囲まれた地で環境を保全するということで造成を最小限に留めるようにし、建物外観は、周囲の山並みに溶け込むような緩やかな曲線を描いた大屋根が特徴で、壁面はアルミカーテンウォール+MPG工法(ダブルスキンガラスを使用)で自然を建物内に取り込むように設計されているそうです。
敷地面積:160,714.88u 建築面積:14,622.62u 延床面積:30,085.42u 階数:地下2階+地上5階 最高高:36.1m 軒高:35.0m  構造:鉄骨軸力ヴォールト構造(屋根)、S造・SRC造(地下部)
構造的な特徴は、ドームの中に箱型の層状建築物が構築される「ビルディング・イン・ドーム」で、内部の層状建築物は、一部免震構造となっています。施設内部は3つの層で構成され、第1層は吹き抜けのエントランスホ−ル、講堂、ミュージアムショップ、レストランなど。第2層は企画展示室、収蔵庫、調査研究部門、保存・修復部門など。第3層は常設展示室などが配置されています。
建物施工期間は2002(平成14)年3月〜2004(平成16)年3月で竣工は2004年3月でしたが、本体が完成してもすぐに開館するのではなくコンクリートが含む水分やアルカリ成分や建材の化学物質が展示物に影響を与えることを避けるために、夏を二度越してから一年半を経た2005(平成17)10月16日開館になったそうです。
2005年11月16日開館当日、長崎からの帰りに見学に行こうと立寄ったのですが、(車の渋滞で長いことかかりましたが)博物館の駐車場が何処も満杯で、見学を諦めて広島に帰ったのです。それから3年も経た2008年4月になりましたが、太宰府市に住む義姉と女房とわたし3人で(車は義姉の家に置き)バスで、(太宰府天満宮の方からではなく)博物館南の方から行きました。
特別展は「国宝・大絵巻展」で、その中に「一遍聖絵」が展示されていましたので、厳島神社大鳥居が(現在の両部鳥居ではなく)明神鳥居であった当時が描かれている本物の絵巻を見るという幸運に恵まれました。
※建物に関する資料は、九州国立博物館の資料などを参考にしました。 09.03.08裕・記編集

08.04.28撮影
福岡県太宰府市石坂4-7-2

08.04.28撮影

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館内より外をみる

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