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福山市丸之内の福山市人権平和資料館南側に建立されている呉相一(オ・サンイル)作「前進」です。 |
前進 1995(平成7)年 作者:オ・サンイル(呉 相一)
設置:ふくやまア−トプロジェクト実行委員会 福山市 1999(平成11)年2月 |
福山市人権平和資料館は、1945(昭和20)年8月8日空襲で市街地の8割を焼失、354名の犠牲者を出したことで戦後幅広い平和活動を続けてきたことと、「水平社」の伝統を受継ぐ同和地区の人々の「人間解放」を求める思いと運動を受け同和問題解決を市政の重点施策としたことを中心に据え1994(平成6)年8月30日に開館しました。2004(平成16)年8月展示内容を「福山のあゆみ」「人権文化が根づいた町づくり」に重点をおき一部リニューアルしたそうです。 |
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福山市人権平和資料館の根際に設置されている作品ですので、人権平和をテーマにした作品であろと思ってみました。防空頭巾を被ってはいませんが、重い足取りで歩んでいるように感じた作品でした。作品プレートに「前進」とありましたが、明日の希望に燃え足取り軽く前進しているようには(わたしには)とても見えませんでした。現実の世界が決して楽観するような状況にはないが、確実に少しづつでも前進が必要だとでも表現しているのか?なと感じましたが。 |
09.07.31裕・編集 |