|
福山市沖野上町のホテルルートイングランティア福山・ロビーに展示されている陶山定人作「春の海」です。 |
茫洋として拡がる備後路は古来神話、万葉、室町の争乱の時代を通じ数々の史蹟とロマンを秘めている。
福山は元和の昔水野勝成(1564-1651)によってその河口に開府された。
いま草創の昔を偲び近代に生きる此の町の未来を祝し和やかな春の陽光に映える瀬戸の海を記念しこゝに像を贈る。
|
昭和六十二(1987)年春 立石定夫 平幸男 |
|
 |
|
(たていしさだお)
立石定夫:
(1928-1995) |
福山市長(1970-1979)。弁護士。福山市出身。同志社大学法学部卒業。
1963年広島県会議員(2期)。1985年福山ワシントンホテル代表取締役。 |
|
(福山市)アジア彫刻の道の南側の始まりである福山市体育館の前のワシントンホテルロビーに彫刻が展示されていることを知り訪ねました。いまはホテルルートイングランティア福山になっているようでしたが、説明板を読むと中央公園でみた福山市戦災死没者慰霊の像の碑文を書いた福山市長・立石定夫と同じ名前が寄贈者として書かれていました、帰宅後福山ワシントンホテルの代表取締役をされていたことでここに名前があったことがわかりました。ホテル経営者が代わった現在も大切に展示されているようでした。 |
10.02.16裕・編集 |