森野圓象作:沈鐘の乙女

  竹原市中央の文化創造ホール前に展示されている森野圓象作「沈鐘の乙女」です。
森野円象  (もりの えんしょう:1903‐1989)
彫刻家。神奈川県出身。本名は円蔵。内藤伸(1882-1967)に師事。
1925(大正14)年帝展に初入選。1933(昭和8)年、1934(昭和9)年特選。日本木彫会会員。戦後は日展に出品、1963(昭和38)年「このはなさくや姫」文部大臣賞。スポーツを題材とした作品が多い。
(ちんしょう)
沈鐘:
池沼淵(ふち)などに沈んでいるといい伝えられている鐘。
各地に、寺の鐘や陣鐘(じんがね)が沈んでいるといわれる淵があり、鐘ヶ淵などと命名される。
この作品を見て、恐ろしい目をした女のひとだな〜と女房に云うと、そう思っていたと・・・・
沈鐘についての民話か伝承があるのではと思ったのですがその時はよくわかりませんでしたが、帰宅後辞書を引いて鐘が沈んだ淵が鐘ヶ淵といわれ、沈んだ鐘は川の主の大蛇となり毎年四万八千日の縁日に美しい嫁さんに化身し寺に参詣したという話などがあったりしますので、大蛇が化身した乙女の姿を表現したものかもしれないと思ったりしていますが、確かなことは(わたしには)わかりません。
09.09.03裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市中央5-6-28 (文化創造ホール前)

09.06.30撮影

09.06.30撮影
1970(昭和45)作、池田コレクション

09.06.30撮影



野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
たけはら美術館
上田直次作:個性
森野圓象作:沈鐘の乙女


「(安芸の小京都)竹原」編





SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO