たくぼとうへいほうしょうき・ひ
田窪藤平褒章記・碑

  竹原市本町の地蔵堂境内に建立されている「田窪藤平褒章記・碑」です。
1828(文政11)年伊予国波止浜生まれる。製塩業に従事。各地を巡礼して藤平流と呼ばれる製塩法の改良方法を考案し、各地に招かれて普及に力をつくした。1881(明治14)年12月7日藍綬褒章を受ける。
(たくぼとうへい)
田窪藤平:
(1828-1918)
14歳で父武平に従って塩田労働に従事。1883(明治15)年住居を忠海に移し1899(明治31)年まで西徳浜の塩田で模範的な経営をし竹原、松永をはじめとする各地塩田の管理及び指導にあたり、瀬戸内塩業の発展に尽くしました。
碑文を読むと、1881(明治14)年12月7日藍綬褒章を受けたことを表彰する1896(明治29)年6月23日。褒章を受けたことを称え1899(明治32)年9月に碑を建立したようです。
地蔵堂境内に建立されています。門の根際に説明板が設置されていました。
藍綬褒章(らんじゅほうしょう:公衆の利益を興し成績著明なる者又は公同の事務に勤勉し労効顕著なる者に授与されるという勲章)を受章した田窪藤平の活躍が瀬戸内海での塩つくりが重要な産業であったことがわかるこの碑でした。
 
09.09.13裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市本町1-11 (地蔵堂境内:手前は鈴木重仍翁彰徳碑)

09.06.30撮影



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