不老山春秋院 長生寺

  竹原市本町に建てられている「不老山春秋院・長生寺」です。
長生寺は、伊予・河野氏57代河野通直(1564-1587)は、天正13(1585)年豊臣秀吉(1536-1598)の四国の役によって(小早川軍に敗れ)伊予を追われ、竹原に身を寄せたが、天正15(1587)年24歳で不運のうちにその一生を閉じました。若くして逝った河野通直を憐れんだ小早川隆景(1533-1597)がその菩提を弔うため建立したお寺です。当時は禅宗でしたが、正保元(1644)年真言宗に改宗しました。
境内には、学問の神をまつる「庚申(こうしん)堂」があり、河野通直の墓、勤皇の志士・唐崎常陸介墓(広島県史跡)、下市一邑志の著者・寺本立軒、竹原塩田を開いた鈴木重仍、甘藷(かんしょ)普及につとめた村上休広、シーボルトの弟子であった日高涼台らのお墓があります。
山門から入ったところに昭和6(1931)5月本堂再建記念碑がたっていますが、昭和35(1960)年、昭和46(1971)年山津波で流失したそうで、現在の本堂は平成5(1993)年に再建されたものだそうです。
説明板を読んで、さっき地蔵堂で鈴木重仍翁彰徳碑を見たばかりでしたので、お墓へ行ってみるかとも思いましたが、竹原はまた来ようと思えば来れるので、次の機会にしました。
09.09.15裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市本町1-16-22 本堂再建記念碑、昭和6年5月4日落成

09.06.30撮影

09.06.30撮影
本尊:大日如来

09.06.30撮影



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