龍頭山 照蓮寺

  竹原市本町に建てられている「龍頭山・照蓮寺」です。
照蓮寺は、もともとは1361(慶安元)年開祖といわれる定林寺(曹洞宗の禅寺)で、竹原小早川代々の子弟の学問所でしたが、文禄の頃(1592-1595)荒廃してしまいました。
1603(慶長8)年僧浄喜が浄土真宗に改宗しました*。
江戸中期から後期にかけて竹原の文化センター的役割を果たし、当時の文化人の遺墨も数多く残っています。
本堂は1737(元文2)年の再建で、周囲に広縁を設け、広い畳敷の三つに区画した外陣、一段と高い内陣、粽付の丸柱と組のもの、金箔押しの透かし彫の欄間など、広島県の代表的な浄土真宗本堂と云われています。
*1603(慶長8)年代官・坂井信濃が照蓮寺と改称したとも云われているそうです。
裏門の方から入って本堂前でお参りする前に、竹原市観光協会設置の銅鐘(高麗鐘):国指定重要文化財の説明板が目にとまりました。本堂前で手を合わせた後、重文という鐘を撮影できればと思いましたが、鐘楼に吊るされているかのそれともどこかに保存されているのかが書かれていませんでしたので、門徒でもないわたしですので鐘楼に上がることは断念し、撮影することはできませんでした。
09.09.18裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市本町3-13-1

09.06.30撮影
1737(元文2)年建造と云われている本堂

09.06.30撮影

09.06.30撮影
1766(明和3)年建造といわれる鐘鐘楼
高麗鐘(国重要文化財)
小早川隆景が幼時の学問所であった照蓮寺に寄進したと伝える。陽鋳の銘文の「伐昭大王」は高麗第4代光宗の14年(=963年)にあたる。
わが国に伝来する紀年銘のある高麗鐘としては3番目に古い。
竹原市観光協会

09.06.30撮影

09.06.30撮影



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