竹原市歴史民俗資料館

  竹原市本町に開館している「竹原市歴史民俗資料館」です。
建物の由来
江戸時代中期、この上市・下市には多くの町人学者がいましたが、その中の一人、塩谷道碩がこの地で医者をしながら町の人や子どもたちに学問を教えていました。
その門弟の中に、頼春水、春風兄弟もしました。1765(明和元)年に62歳で道碩がなくなりましたが、後継者がおらず、蔵書と家がそのままになっていました。それを、道碩の死後30年を経て春水や春風らが道碩のの志を継いで「竹原書院」と名付けて町の人々の学問所としました。
しかし、1820(文政3)年に火災で焼失してしまい、そのままになっていましたが、1910(明治43)年村上英らが発起人となって「社団法人竹原書院」として発足し、1929(昭和4)年に「町立竹原書院図書館」として現在の建物を建築、1958(昭和33)年に「市立竹原書院図書館」となりました。その後、1972(昭和47)年図書館が(市内)中央4-7-11に移転し、1980(昭和55)年に「竹原市歴史民俗資料館」として発足したものです。
第一展示室: 律令時代竹原一帯は都宇郷(つうごう)と呼ばれ、旧山陽道が通っており「都宇駅」がおかれ交通の要所となっていました。平安時代には京都・下賀茂神社の荘園となり「竹原」の地名が誕生しました。中世には竹原・小早川の活躍の場となり、近世には町人文化が栄え「三頼」など生み出しました。
第二展示室 1650(慶安3)年赤穂の塩田技術を導入し塩田が発展し、1960(昭和35)年塩田の全面廃止に至るまで塩の産地として全国に名をはせました。塩とともに酒造業も竹原の繁栄し支え、寛永年間(1624-1644)酒造の記録があるという広島県内でも早い時期から酒造が行われていました。
第三展示室 ここでは、竹原は塩田で栄えた文化ではなく昔から伝えられてきた文化の中で生活していましたから農業、漁業や年中行事など竹原の民俗を紹介します。
開館時間:午前9時〜午後5時   休館日:年末年始(12月29日〜1月3日)  入館料:大人@100円/人
以前にも立ち寄りましたが展示物をろくに観ていなかったので、今回はじっくりみました。
(わたしは資料館展示について縷々議論する力量はありませんが)どれもこれも取り上げるには展示スペースが足りなさすぎるのではと思いましたので、安芸の小京都といわれる由縁の町人文化に重点を置くか、塩で発展した竹原に焦点を絞った展示内容に、検討されてもいいのではと思いました。
09.09.22裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市本町3-11-16

09.06.30撮影

09.06.30撮影

09.06.30撮影

09.06.30撮影

09.06.30撮影
第三展示室 第二展示室 (塩製造)竈屋模型

09.06.30撮影




















「資料館など」編



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「(安芸の小京都)竹原」編





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