(竹原)酒造用井戸

  竹原市本町に掘られている「酒造用井戸」を取り上げました。
竹原を代表するものに塩とともにお酒があります。
「安芸の小灘」と呼ばれる竹原の銘酒は「諸白(もろはく)酒」と呼ばれる醸造方法で寛文年間(1670年ごろ)から本格的に酒造りが始まったそうです。

この六角形に石を組んだ井戸の枠には1683(天保3)年と銘が刻まれており、古くから酒造りの井戸として使われていたそうで、江戸時代には15軒、最盛期の大正時代には26軒もの造酒屋があったという記録が残っているそうです。
諸白酒とは、麹米・掛米すべてに精白した白米を使って醸造したという意味で、さらにもろみの中へ米麹・蒸米・水を三段階に分けて添掛けする段仕込み方法を取ったもので、現在の日本酒の源流と云われているそうです。
「安芸の小京都」、「安芸の小灘」、竹原に付けられた冠の呼称ですが、京都・灘のいずれも上回る規模でなかったことをその名が表しています。
しかし、大きいことはいいことだという昔流行ったCMを思い出したわたしですが、自分を出し切ることが大切で単にデカイことが良いとばかりは云えないのではと思いながら竹原の町をぶらり散歩した、小さなわたしでした。
09.09.31裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市本町3  (胡堂山側)

09.06.30撮影

09.06.30撮影



「水関連」編



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「(安芸の小京都)竹原」編





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