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竹原市本町に建てられている「日の丸寫眞館」です。 |
木造3階建ての建物で、1932(昭和7)年頃建てられたそうです。
延べ床面積は約250u。2・3階の外壁は南京下見板貼りとなっています。
角地に建っていますので(見通しを良くするためか、敷地の形状からか)隅切りされた建物になっています。
敗戦直後まで店舗として活用されていましたが現在は住居だそうです。 |
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2014(平成26)年7月19日中國新聞をみていると
『この旧・日写真館の丸が、7月18日文化審議会が下村博文文部科学相に対して、「登録有形文化財」にするよう答申した』とありました。平成26年12月19日(正式に)登録されました。 |
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「登録有形文化財」とは、
都市開発などで消滅が危ぶまれる近代建造物を守るため、1996(平成8)年に設けられた文化財登録制度に基づいて登録される。
築後50年以上がたち、歴史的景観や造形に優れ、再現が容易でないのが選考基準。
登録されると、修理のための設計監理費の補助や減税の措置が受けられる。厳しい規制がある指定文化財と違い、外観を大きく変えなければ改修や改装も認められる。 |
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1950(昭和25)年5月24日法律第201号・建築基準法では、準防火地域において木造3階建ての建築は禁止されていました。
現在は、1988(昭和63)年に建築基準法が改正・施行され木造3階建は解禁になっていますが。 |
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(竹原)住吉神社に行くときに見た木造3階建ての建物で、日の丸寫眞館の看板が付いていましたので、写真館だった建物でしょうが、1階店舗部分をみると骨董商になっているのかと思いましたが、観光パンフレットをみると、いまはもう営業しておりませんと紹介がありました。帰宅後NET検索すると、現在、日の丸写真館は竹原市中央3-10-9に店があるようです。 |
014年7月19日中國新聞をみていて、この建物が「登録有形文化財」に登録される事を知り追記しました。 |
14.07.19.更新 09.09.27裕・編集 |