森川邸

  竹原市中央に建てられている「森川家住宅」です。
竹原市重要文化財  森川家住宅  指定日:平成16(2004)年7月21日  竹原市教育委員会
大正5(1916)年頃:2階建、入母屋・本瓦葺。背面突出部:平屋、入母屋・桟瓦葺
森川家住宅は、もと塩田地帯に総石垣(高さ二間)で敷地を造成し沼隈(福山市南方)から明治前期の富豪・山路家の母屋を移築し改造して母屋とし、その背後に座敷を新築、大正初期に完成したもので、やや遅れて離れ座敷を新築、さらに竹原を中心に活躍した小堀遠州流の茶人・不二庵作の茶室(四畳半)をしないから移築しています。
現在では周囲の塩田がすべて埋立てられ壮大な石垣が埋没して往時の偉観はありませんが母屋をはじめ、離れ座敷、茶室、隠居部屋、土蔵、表門、脇門、土塀などの付属屋が完存しており、大正期の素封家住宅の状況を伝えています。
母屋は、土間部分は移築以前のままと考えられますが、床上部分は移築時に改築されています。正面に玄関式台を突き出し、玄関の間から鉤の手に移築建設時に加えられた平屋部分を含めて五室の座敷を並べ、さながら江戸時代の大名屋敷を思わせます。
開館時間:午前9時より午後9時まで。休館日:年末年始。入館料:300円(19歳以上)
昼食をしながら観光パンフレットをみていて、この森川邸の紹介『竹原塩田の一番浜跡地に建てられた豪邸。土間には竹原の繁栄の礎となった塩田の作業風景を展示しています。入館料300円』とありました。300円を出す価値があるかはその時わかりませんでしたが見てみようと思ったので、町並み保存地区をぶらり散歩した後、立ち寄りました。
(夕方になろうとし、雨だったとはいえその時見学しているのは女房とわたしの2人だけでしたので)これだけの建物を維持管理することを考えれば大変だろうと思いました。
09.09.29裕・編集

09.06.30撮影
広島県竹原市中央3-16-33

09.06.30撮影

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隠居家(部屋)

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茶室

09.06.30撮影

09.06.30撮影
邸内から火の見櫓がみえたので

09.06.30撮影

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さすがに現代は瞬間ガス湯沸器とステンレス流しが 昔懐かしい竃が

09.06.30撮影
塩つくりの道具とパネル展示とで塩つくりがわかるようになっていました



「建物」編



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「(安芸の小京都)竹原」編





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