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大竹市新町のJR大竹駅前広場に展示されている長野晴璋画「コイのストーンアート」です。 |
大竹市のシンボル「鯉のぼり」を描いたものです。真鯉(黒)はお父さん、緋鯉(赤)はお母さん、小さい鯉は子供たちを表しています。慈愛に満ちた家族の‘きすな’の中ですくすくと育つ子供鯉が未来に向かって鯉の滝昇りをしている。また、明るい社会、まちづくりと子供の健全育成は、あいさつ運動からを原点にしてハローの仲間がこの鯉のぼりを建立しました。この石は、1990(平成2)年に弥栄ダムの工事の際採取された石で、ストーンアートとしてここによみがえりました。東側(駅側)の塗り残された部分に人面が出ています。
高さ2m60cm、石周り5m、重量11t 2005(平成17)年制作 暴力監視追放協議会 HELLOの仲間 |
広島県の資料によると『江戸時代から伝えられる手すき和紙は、技術改良により、1910年代初頭(明治末期から大正初期)あたりまでは生産量が増加したものの、それ以降は、生活様式の西洋化や和紙の生産の機械化によって減退の一途をたどり、
現在では、大竹市の伝統工芸品として手すき和紙の製法が今日に伝えられています。』とあります。
大竹市役所の資料には、特産品として『手がき鯉のぼりは、手すき和紙を使い、1枚1枚ていねいに手描きで作ります。風に泳ぐときのバサバサという音はナイロン製の鯉のぼりでは味わえない和紙独特のものです。今は民芸品としても人気があります。』と紹介しています。
わたしは、このストーンアートで、大竹市の特産品であるという鯉のぼりのことをはじめて知りました。 |
11.07.04裕・記編集 |