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大竹市白石の大竹招魂社に建立されている「(大竹市戦没者)慰霊・塔」です。 |
碑 文 |
明治改元より時移り星変わりここに百年・・その間、あるときは大陸の戦野に、あるときは南溟の涯に、國に殉じて花の命を散らすもの少なからず、はたまた世界最初の原爆に逢いて、痛恨の最後を遂げたるもの多し。
思うに今日の平和も繁栄も、これら英霊の犠牲なくしては、あり得ず。
我等遺族のもの、悲痛の中より發起ここにこの塔を建立す。
英霊よ、 安らかなれ。 |
昭和43(1968)年10月吉日 大竹市遺族会 |
*明治元年=1868年 |
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西南の役、日清戦争、北清事変、日露戦争、シベリヤ出兵、上海事変、満州事変、支那事変、
ノモンハン事件、大東亜戦争(における戦没者の方々のお名前が刻まれています) |
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(日清戦役)凱旋紀念碑と向かい合って建立されている大きな慰霊碑でここ大竹市招魂社境内で最大でよく目立つ石碑です。慰霊碑の根際に碑文石が建立されており、1968(昭和43)年、明治百年を記念して建立されたことがわかりました。慰霊碑の下に西南の役から第二次世界大戦に至る戦争で亡くなった方々のお名前が刻まれています。この頁に掲載した画像は小さな画像ですが、ここ大竹でも、多くの方々が戦争で亡くなったことがわかる銘板でした。 |
11.07.17裕・記編集 |