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ヤン・レツルが設計した広島県産業奨励館をわたしは、2000年1月からデジカメで撮影しはじめました。
撮影をはじめた当初、ドーム部分が楕円形だということを知りませんでした(円形だと思っていたのです)。資料の写真をみているときにドームが楕円形であったことに気がついたのは、しばらく経ってからでした。
そして、広島県産業奨励館が湾曲した建物であったことは、資料で平面図を見たにもわからず、何年かの時間がかかりました。わたしはそれに気がついた時に愕然としました、如何に節穴の目をしていたのかと・・・ |
| 一般的な平面計画の建物は長方形なり正方形なり、方形であるのです。平面において曲面を持った建物はどこかにデットスペースがでるから(非経済的な建物になるから)です。外壁面に曲線を用いることは多々あることで(レツルが曲線模様の装飾を手掛けていたことなどから正面に曲線をもった部分を設計し、塔にドームをもった建物にしたことは)当時の建物設計の先端をいこうとしていたのかと思ってはいましたが、建物を湾曲にした設計であることは、この広島県産業奨励館のデザインだけにとどまらない周辺景観と連続するデザインにこだわる当時の欧州的設計手法を取り入れて、太田川デルタに発達している廣島に合わせて湾曲した平面計画にしたのかもしれないと思ったりしました(この考えはわたしが勝手に感じたことです)。 |
広島平和記念資料館企画展2008年「被爆建造物は語る」を見学しているときに原爆ドームの模型に目がいきました。ペリコプターを飛ばして上空から撮影することなどできないわたしですので、被爆して原爆ドームとなった広島県産業奨励館が湾曲した建物が模型でも判るかもしれないと思ったのです。いままで地上からいろいろな角度で原爆ドームを撮影していたのですがどうも湾曲した建物とは写せなかったのです。
この企画展には、設計図も展示してありましたので、その図面からも、湾曲した建物だということのダメを押しすることができると思い撮影しました。 |
| 08.09.25裕・記編集 |
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08.09.19撮影 |
| 企画展展示の模型を撮影しました。 |
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08.09.19撮影 |
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08.09.19撮影 |
| 企画展展示の1階平面図 (湾曲していることがわかるな〜と) |
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08.09.19撮影 |
| 2階平面図 |
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08.09.19撮影 |
| 3階平面図 |
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| ※正面側の長さが、裏面(東面)の長さより長く設計しています、裏面は直線ではなくゆるい曲面になっています。 |
わんきょく
湾曲:彎曲 |
弓形(きゅうけい:弓のように弧をなして曲がった形)に曲がること。 |
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08.04.04撮影 |
| 東面(画像で右側の壁面)がゆるく曲面になっているのがお解りになると思うのですが。 |
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08.09.19撮影 |
| パースも展示してありましたので・・・ |
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