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中区新天地に建立されている“堀川町原爆慰霊碑”に対して「横転破損した事件」を知りましたのでこの頁で取り上げました。 |
2008年7月30日昼のNHKローカルニュースで堀川町の原爆慰霊碑倒され破損との報道に接しました。
要約すると
『・・・広島東署によると、7月25日午前1時ごろ「石碑が倒れている」と通行人が交番に届けた。
歩道上に設置した石碑が台座から倒され、中央部分が縦15cm、横13cm欠けているのを署員が確認。直前に男数人が石碑に乗っていたとの目撃情報もある。
慰霊碑は、昭和33(1958)年2月(碑文と違っていましたが)、原爆の犠牲になった住民185人(わたしが資料で知った数と違いましたが)を追悼するため町内会有志で建立。論語の一文を刻んでいる約85cmの石碑に人型ブロンズ像が載っている。』との事でした。 |
時刻場所から酔っぱらいかなと思いますが、酔っ払っていても慰霊碑を傷付けた行為は許すことができないことぐらいは、素面になった時にわかろうというもの、情けない大人がいまの世の中を築いているのでしょうが。
新聞報道ではサラリーマン風の酔った複数の男が上に乗って遊んでいたとの目撃情報があり、引っ張るなどしているうちに台座から外れて滑り落ちたと広島東署はみている
建立年月、慰霊対象者数がわたしが調べていたものと違っていた報道でもありました。 |
報道で知りましたので昨(7月31日)日昼過ぎに行って撮影しました。
碑文石の一部が欠けているのが遠くからもわかりました、近づいてみると台座のゲタから碑文石が外れ横転し一部が欠けたのだなと想像できました。
相当乱暴に扱わないと接着した部分が外れて、重たい碑文石が横転はしないなと思いました。
いまの世を嘆いてばかりでは仕方ないことではありますが、事件を起こしたサラリーマン風の男性たちは、恥を知って名乗り出て、原爆で亡くなった人たちに心からのお詫びをすべきではないのでしょうか。 |
08.08.01裕・記編集 |