猿猴橋水管橋の説明板
  南区猿猴橋町に設置されている「(撤去された)猿猴橋水管橋の説明板」です。
2007年に撤去された猿猴橋水管橋は、1935(昭和10)年竣工し、橋脚はコンクリート造・石張りだったのです。
当初、1897(明治30)年鋳鉄製橋脚で完成し、1930〜1935年第3期拡張事業でRC造の橋脚になったそうです。
                          (説明板の説明文)
猿猴橋水管橋は、牛田浄水場から宇品港へ水道水を送るため、明治30(1897)年7月に完成し、明治31(1898)年8月から主要配水管として使用されてきました。昭和20(1945)年8月6日の原子爆弾の爆風にも建てて、焼け野原となった市内に水を送り届けました。また、戦後も大型台風で市内に被害が出るなか、大きな被害も受けず、その役割を果たし、不断水を守り続けてきました。
100年以上にわたり活躍した水管橋ですが、平成19(2007)年に老朽化のためその役割を終え、被爆建造物として歴史を後世に伝えるため、その一部をモニュメントとして広島市水道資料館に保存しています。
  広島市
猿猴橋水管橋撤去後説明板が設置されていました。
報道で知ったことですので正確なことは(わたしには)わかりませんが、被爆構築物という確たる意識もなく解体しようとしたこの橋の橋脚が被爆したものだと外部から指摘され、あわて一部を遺すことにした広島市の水道局だったようです。
水道部員殉職の碑に刻まれた悲惨でしかなかった出来事、多くの先輩を喪ったことは、忘れ去られていたのかと報道を知った時(わたしは)思いました。しかし、わずかでも後世に残さなくてはと思う(水道局関係の)人たちの働きで広島市によってこの説明板が設置されたのだろうと思いました。
  10.12.29裕・記編集

10.02.05.撮影
広島市南区的場町と猿猴橋町を結んでいた猿猴橋水管橋の説明板

10.02.05.撮影



「広島の橋」編



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