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(通称)平和記念式典でのあいさつ文は官僚が書いたものを読んだだけでしょうが、5年前の小さな声で棒読みで早く終わらそうとする小泉元首相の挨拶から気にかけてわたしは聞いています。
今(2009)年麻生首相は、読み間違いを心配しているのか?挨拶文から顔をあげ、広島市民に語りかけるというようにはとても思えませんでした。しかし、総理大臣が厚労大臣らを引き連れ、年に一度でも広島に来て平和記念資料館を(駆け足≒17分間でも)見学することで、日本の総理大臣として、核兵器廃絶の願いを確認することは大切なのではと(消極的ながら必要であるとわたしは)思っています。総理大臣の通称・平和記念式典出席の意義の一つがそこにもあるのではと思いながら、今年だけ?であろう麻生首相の挨拶の言葉を聞いていました。 |
また、式典後他の来賓と一緒に中央通路を退出しながら声がかかり愛想を振りまいた鳩山民主党代表に気が付きデジカメで撮影しようとしたわたしでもありました。 |
※わたしの編集頁では総理大臣、首相という呼び方を気分気分で使っていますのでお許しください。 |
08.08.09裕・記編集 |
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09.08.06..裕撮影 |
麻生首相の挨拶 |
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麻生首相2009年挨拶の言葉 |
広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に当たり、原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで哀悼の意を捧げます。今なお、被爆の後遺症に苦しんでおられる方々に、心よりお見舞い申し上げます。
六十四年前の今日、原子爆弾が、この地に投下され、幾万の尊い命が一瞬にして奪われ、多くの方々が傷つきました。美しい「水の都」、広島の街も焦土と化しました。
しかし、戦後の歩みの中で、広島は、市民の皆様とともに、立ち上がり、今や「国際平和文化都市」として、大きく発展をしました。今日までの広島の奇跡的ともいえる復興と発展に、尽力された皆さまに心から敬意を表します。
日本は、被爆の苦しみを知る唯一の被爆国です。広島、長崎の悲劇を二度と繰り返さないためにも、国際平和の実現に向け、あらん限りの努力を傾けていかなければなりません。
我が国は、これまで十五年間にわたって、国連総会に核廃絶決議を提出してきました。こうした中で、昨今、米露両国は、核兵器の一層の削減を目指して交渉を進めています。G8サミットでは、先月のラクイラにおいて、初めて、「核兵器のない世界」に言及し、世界的な核軍縮・不拡散に関する気運の高まりを維持・強化するための力強いメッセージを表明しました。
そして本日、私は、改めて日本が、今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます。
被爆により、苦しんでおられる方々には、これまで保健、医療並びに福祉にわたる総合的な援護策を講じてまいりました。特に、原爆症の認定については、できる限り多くの方々を認定するとの方針で臨んでおります。昨年四月からは、新たな方針に基づいて、約四千人の方を認定いたしましたが、その後の司法判断を踏まえ、対象を拡大いたしました。
また、昨年、在外被爆者の方々の被爆者健康手帳の取得を容易にするための改正被爆者援護法が施行されております。今後とも、多くの方々を援護できるよう、引き続き、取り組んでまいります。
結びに、犠牲となられた方々の御冥福と、被爆された方々並びに御遺族の皆様の今後の御多幸、そして広島市の一層の発展を心より祈念申し上げ、私のあいさつといたします。
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平成21年8月6日 内閣総理大臣 麻生太郎 |
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そうりだいじん
総理大臣 |
=内閣総理大臣
内閣の首長である国務大臣。同時に総理府の長もつとめる。国会議員の中から国会の議決により指名され、天皇により任命される。他の国務大臣の任免権をもち閣議を主宰するほか、内閣を代表して行政各部を指揮監督する。総理。首相。the
Prime Minister. |
しゅしょう
首相 |
内閣の首席の大臣。内閣総理大臣。
the prime minister. |
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(通称)平和記念式典終了し退出中の(民主党)鳩山代表 |
’09.08.06.裕撮影 |
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