善導寺形石燈籠
  中区の平和大通り緑地帯に建立されている石燈籠群の中の「善導寺形石燈籠」です。
京都市善導寺の六角形石燈籠を模作したもので、この型は江戸時代に生まれたもので、宝珠、笠、中台などの部分が大きくふくらみ、全体的に厚ぽったい感じとなっています。
(ぜんどうじ)
善導寺:
中京区寺町通にある浄土宗知恩院派のお寺で山号・院号を含んで終南山真光明院善導寺という。永禄年間(1558-1569)然誉清善(ねんよせいぜん)和尚によって六角堂の附近に創立されたが、第四世旭誉(きょくよ)の時に天明8(1788)年の大火にあい、長谷川重兵衛の寄進によって現在地に移った。
善導寺形石燈籠をみたとき竿部分がぼってとしているのが特徴かなと思って説明板を読みました。
説明板が指摘する特徴の他に、火袋の面に茶道具の茶碗、炭斗、火鉢、火著、茶釜、柄杓、五徳が彫刻され、また中台の側面にハート型の彫り込みも特徴の一つとしてあげられるそうです。
08.06.26裕・記編集

08.03.01.撮影
広島市中区  平和大通り緑地帯

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影
ちゃわん
茶碗
飯を盛り、また湯茶を飲むための陶磁器の器。飯茶碗・茶飲み茶碗など。
すみとり
炭斗
炭俵から小出しにした炭を入れておく器。炭取(り)。すみかご。すみいれ。[季語]冬。
ひばち
火鉢
灰を入れ、中に炭火などをいけておく暖房具。暖をとるほか、料理にも使い、座敷の調度ともした。火おけ。[季語]冬。
ひばし
火箸
炭火を挟むのに用いる金属製の箸。
ちゃがま
茶釜
茶をたてる湯をわかす釜。多く鉄製で、上部がすぼまり、口が小さい。
ひしゃく
柄杓
「ひさく」の転
1)水をくみ取るための道具。木・竹・金属などの椀状の容器に長い柄のついたもの。
2)近世、北陸地方で、遊女をいった語。
ごとく
五徳
3)火鉢の灰の中に据えて、鉄瓶(てつびん)や釜(かま)などをのせる、三本脚の輪形の台。
1)五つの徳目。仁・義・礼・智・信。あるいは温・良・恭・倹・譲。また、五行(ごぎよう)(木・火・土・金・水)の徳など。



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