織部形石燈籠
  中区の平和大通り緑地帯に建立されている石燈籠群の中の「織部形石燈籠」です。
古田織部が賞用した石燈籠といわれています。この形は数多くありますが、四角生込型で、竿の一部に立像を刻み、四角形の火袋の左右両側に、日、月を彫り貫いたものが一般的で、竿の形などからキリシタン燈籠ともいわれています。
(ふるたおりべ)
古田織部:
(1544-1615)
安土桃山時代の武将・茶人。織部流茶道の開祖。美濃の人。名は重然(しげなり)。織田信長・豊臣秀吉に仕えた大名で、従五位下織部正に叙任。
千利休(1522-1591)の高弟で、のち一流をなし、徳川秀忠(1579-1632) はじめ諸大名に茶の湯を伝授。1600年9月15日関ヶ原の戦いでは徳川方に属し功をあげたが、大坂夏の陣で豊臣方に内通したとの疑いを受け自刃。
交流ウォークのいろいろなコースの中で、時々見かけ話題になっていた燈籠ですので石燈籠に疎いわたしにも、この燈籠をみたときは「織部(形)燈籠」とわかる石燈籠なのです。
解説文の他に云われていることは『竿の形が≒十字架で、上部に英字のLhq(または逆向きのp)のような記号?が陰刻されたものもあり、下部の立像(地蔵菩薩)をマリア観音にみたてたことから切支丹(キリシタン)燈籠ともいわれていますがマリア観音との確証はありません。笠は四角でやや波形、露盤は四角でほぼ円形の宝珠が載っています。』などと聞いていました。
08.06.27裕・記編集

08.03.01.撮影
広島市中区  平和大通り緑地帯

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影



「石燈籠など」編



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