奥ノ院形石燈籠
  中区の平和大通り緑地帯に建立されている石燈籠群の中の「奥ノ院形石燈籠」です。
春日神社奥ノ院の燈籠を摸作したもので、側面に唐獅子を彫刻としたところに特色があります。また独創的に龍の彫刻を加えています。
一般的に、火袋に牡丹・唐獅子・雲・七宝透かしなどがあり、六角の中台一面に二つずつ十二支を、地輪に千鳥・兎・波を彫刻してあそうですが、説明板にあるようにここでは地輪には龍が刻まれているようです。
唐獅子と牡丹: 獅子は、百獣に君臨する王といわれます。その無敵の獅子でさえ、ただ一つだけ恐れるものがあります。
それは、獅子身中の虫です。我身の体毛の中に発生し、増殖し、やがて皮を破り肉に食らいつく害虫です。しかし、この害虫は、牡丹の花から滴り落ちる夜露にあたると死んでしまいます。そこで獅子は夜に、牡丹の花の下で休みます。獅子にとっての安住の地が、そこに在ります。
もともとの(春日神社)奥ノ院形石燈籠をわたしはみていませんが、この摸作でみる限りは、華やかな石燈籠のようです。また、唐獅子と牡丹についての話を思い出しました。
08.06.28裕・記編集

08.03.01.撮影
広島市中区  平和大通り緑地帯

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影
鼠[ね]、牛[うし]、虎[とら]、兎[う]、竜[たつ]、蛇[み]、馬[うま]、羊[ひつじ]、猿[さる]、鶏[とり]、犬[いぬ]、猪[い]
(画像は、 龍・虎、牛・ネズミ・猪かなとみたのですが)



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