聚楽形石燈籠
  中区の平和大通り緑地帯に建立されている石燈籠群の中の「聚楽形石燈籠」です。
江戸時代に作られた一つの形で、四角形の石燈籠です。竿が二ヶ所でくびれ、火袋に獅子と花が彫刻されているのが特色です。
(じゅらく)
聚楽:
長生不老の楽しみを聚(あつ)めるという意味だそうです。
(じゅらくだい)
聚楽第:
豊臣秀吉が京都に造営した城郭風の邸宅。1587(天正15)年完成。荘厳・華麗をきわめ、桃山文化の代表的建造物であったが甥の秀次(1568-1595)の死後破却された。
説明板にあるくびれがやっとわかるくらいの画像が撮影出来ましたが、回りをもう少し刈り込んで整理されればと。
余談ですとお断りしておいての話です。
聚楽といえばわたしは、石燈籠ではなく壁のことを思うのです、今の家に引っ越してきてすぐ子どもたちが兄弟げんかをし、その中でとび蹴りを空振り、新築の壁に大きな穴をあけたのです、左官さんに聚楽壁での補修を依頼した事を。
  聚楽壁は、伝統的な土壁(左官・塗り壁仕上げ材の一種)で茶室などに広く用いられてきました。秀吉(1536-1598)が建てた京都・聚楽第付近で産出された土が聚楽土と呼ばれ、その土を用いたため、この名がついきました。耐火性に優れ、経年変化を起こしにくく、あたたかみのある独特の風合いが好まれています。現在では、聚楽土は入手困難なので、近い材料で仕上げたものも聚楽壁と呼んでいます。また、珪砂(石英粒からなる砂)や細骨材を混入した塗料を吹付けて(聚楽壁に似せた)仕上げた壁も聚楽壁と呼ぶこともあります。
08.07.08裕・記編集

08.03.01.撮影
広島市中区  平和大通り緑地帯

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影

08.03.01.撮影



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