宗易形石燈籠
  中区の平和大通り緑地帯に建立されている石燈籠群の中の「宗易形石燈籠」です。
桃山時代の茶人、千宗易(利休)が好んだ形とされ、多くの茶庭に用いられています。
(せんのりきゅう)
千利休:
(1522-1591)
安土桃山時代の茶人。千家流茶道の開祖。和泉国堺の人。法名は宗易(そうえき)。
村田珠光相伝の侘茶(わびちや)を武野紹鴎(たけのじようおう:1502-1555)に学ぶ。茶器および諸道具に工夫をこらし、簡素・清浄な茶道を大成。織田信長・豊臣秀吉に仕えて御茶頭(おさどう)となり、天下一の宗匠と評される。政治にも参画するに至ったが、秀吉の怒りを買い自刃を命じられた。
説明板を読んで、宗易形石燈籠の特徴は何だろうと思ったのです、千利休が好んだものをいうと解説されていましたが、また利休形石燈籠というものがあるようですが、同じ千利休にちなんだ石燈籠の違いはどのにあるのだろうかと思ったのですが、いまのわたしにはわかりませんでした。ただ利休形石燈籠というものは火袋が丸みを持っており、大ぶりな中台をしているようで、この宗易形石燈籠とは姿が違っているように思ったのですが・・・
08.07.19裕・記編集

08.06.07.撮影
広島市中区  平和大通り緑地帯

08.06.07.撮影

08.06.07.撮影

08.06.07.撮影
ちゃてい
茶庭
1)茶室の露地の手法・装置などを取り入れた庭園。ちゃにわ。
2)「露地」に同じ。= 茶室に付属した庭。待合・腰掛け・蹲踞・雪隠などを設ける。露地庭。茶庭。〔「路地」とも書く〕
つくばい
蹲踞
動詞「つくばう」の連用形から〕
茶庭などに据える手水(ちようず)鉢。つくばって使うように鉢を低く構え、左右に湯桶(ゆおけ)・灯火を置く湯桶石・手燭(てしよく)石を配し、使い手の乗る前石を据えるのが定式。茶室では心身の塵を払うものとして重視する。据え方により立ち使いの形式もある。
せつちん
雪隠
〔「西浄(せいちん)」の転。一説に「せついん(雪隠)」の転とも〕
便所。かわや。後架。
(かわや)
厠;溷:
〔川の流れの上に作った小屋の意味からか〕
便所。
(せいちん)
西浄:
〔「ちん」は唐音〕
禅寺で便所。西序(せいじよ:禅宗寺院で学徳に長じた者が占める職位。)の人が用いるからいう。せいじょう。
(とうじょ)
東序:
禅宗寺院で住持の下にあって寺務をつかさどる六知事のこと。法堂(はつとう:禅寺で住持が修行僧に教えを説き指導にあたる仏殿の後方にある建物)で頭守(ちようしゆ)が西に並ぶのに対し、東に並ぶことからいう。
(こうか)
後架:
〔「架」は棚の意〕
禅寺で僧堂の後ろに設けた手洗い場。また、そのかたわらに便所もあったところから、便所のこと。ごか。



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