(光蓮寺建立)菅茶山作:詩碑

  福山市神辺町大字川南の光蓮寺に建立されている「菅茶山作・詩碑」です。









































   十四日嶺松師:光蓮寺住職と鞆浦に赴く途中口ずさむ
鞆の浦で清遊(月見)をすることは、以前からの約束で期待していた
急に天気が固まったので喜んで出て行くことにした
遠山に美しい靄(もや)がかかっている眺めも格別だ
この分なら明十五夜の晴天はもう決まったようなものだ
     ◆=竹冠に工+卩(読み)キョウ
2009年乗り放題切符で訪ねた神辺町でした。主目的は頼山陽(1780-1832)が塾頭をしたこともある菅茶山(1748- 1827)が開いた「廉塾」に行ってみることでしたので、JR神辺駅から廉塾の方に行こうとしているときにこの光蓮寺がありました。境内に菅茶山の詩碑「十四日與嶺松師・・・」が建立していましたのでこの頁を編集しました。
☆平成18(2006)年3月1日深安郡神辺町は福山市と合併して福山市神辺町となっています。  10.06.08裕・記編集

09.10.12撮影
広島県福山市神辺町大字川南3206  光蓮寺

09.10.12撮影

09.10.12撮影
ぎゅうしょ
牛渚
中国揚子江の月の名所(この漢詩では鞆の浦の渚での月見)
せいゆう
清遊
(1)俗事を離れて風雅な遊びをすること。  (2)手紙文で、相手の旅行を敬っていう語。
しんせい
新霽
宋の詩人・黄庭堅の詩より「春、柔らかな恵みの雨がやんで空がすっきりと晴れ、新たな光が射す情景を思い浮かべ、霞の中から光り輝く清新な世界が誕生する事」
キョウ (1)ツエ。竹杖。(2)四川省から出る竹の一種。節が高く中空でなくつえに適す。



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  (境内建立)菅茶山詩碑



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