(麒麟麦酒広島工場)紀元二千六百年記念樹・石碑

  安芸郡府中町大須の麒麟麦酒広島工場に建立されている「紀元二千六百年記念樹・石碑」です。
紀元二千六百年記念行事
1940(昭和15)年に神武天皇即位紀元2600年を祝った一連の行事。1940年11月10日皇居の宮城前広場において内閣主催の「紀元二千六百年式典」が盛大に開催されました。式典に合わせて「皇紀2600年奉祝曲」が作曲されたりしました。
 被爆建物の事務所棟をみて、現在も広島ブルワリー工場(外から見れるので)を見ようとしたときに横の庭の端に石柱をみましたので近づきみました。刻まれた文字はわかりつらくはなっていましたが「紀元二千六百年記念樹」と読めました。
1938(昭和13)年3月に完成した麒麟麦酒広島工場ですので、1940(昭和15)年の紀元2600年記念行事に参加するという意味で松が植樹され、記念の石柱が建てられたことが判りました。また、爆心地から4km余のこの地に植栽されたものですので(無事で)当時苗木であったとすると68年後の今日のこの松くらいの大きさかなと思ったのですが。
08.10.23裕・記編集

08.10.12.撮影
広島県安芸郡府中町大須2-1

08.10.22.撮影

08.10.22.撮影

08.10.12.撮影




















「天皇関連碑など」編



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(麒麟麦酒広島工場)紀元2600年記念樹・石碑
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