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尾道市東御所町の尾道中央商店街入口の処に建立されている「林芙美子像」です。
※像の作者は、高橋秀幸です。 |
林 芙美子 (1903-1951)。
女流作家、故林芙美子は、大正5(1916)年5月、尾道に両親とともに降りたった。爾来、小学校(現・土堂小学校)、県立高女(現・尾道東高等学校)を卒業するなど、夢多き青春時代をこの地にすごした。
上京後、幾多の辛酸をなめ、詩情豊かな作風をつらぬき、「放浪記」「うず潮」「晩菊」「浮雲」など、芸術的香り高い名作を数多く残し、齢四十八歳を一期に他界した。けだし、芙美子にとって尾道は、少女期の感じ易き魂に、文学の眼を開かしめた唯一の揺籃の地であり、かつまた、わすれがたい故郷の街でもあった。 |
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小林正雄誌す 建立者:尾道市商店街連合会。製作:高橋秀幸。 建立:1984(昭和59)年7月22日 |
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*揺籃(ようらん): |
(1)ゆりかご。(2)子どもの時期。(3)ものごとの発展の初期。 |
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以前、商店街の入口で林芙美子像をみたな〜と乗り放題切符での最後に訪ねてみる事にしていたのです。時間的なものもあり、夕方になっていましたが、JR尾道駅を撮影してから、この像を撮影しました。
作者も説明板で分かり、像の台座にサインもありました。 |
10.06.17裕・記編集 |