かんかとう
看花榻

  中区上幟町の縮景園に造られている「看花榻」についてこの頁で取り上げました。
座席はロクロ式に作られ、回転するようになっていました。
この場所で、藩主(浅野の殿様)が対岸の桃林の花や京橋川※を行き交う川舟を眺めたといわれています。
(とう)
榻:
1.コシカケ
2.寝台。長くてせまく、低いベッド。
江戸時代初期京橋が架けられてから京橋川と呼ばれていますが、
牛田にあった神田神社(八幡宮)が鎮座していたことから(京橋から上流側を以前のように)神田川とも呼ばれていたそうです。
昔はなかった説明板が、付けてあることからこれが、看花榻ということがわかりました。
「榻トウ」の意味となるとやはり漢和辞典を引くことになるのです。そして「看」という字は看護士、看守などで知ってはいても辞書を引いてみると、『注意して見る。手をかざして見る・・・』とあります。
この看花榻、花を(くるくる回って)よく見るための腰掛けとでもいうことかなと思ったのですが。
09.03.19裕・記編集

08.05.05撮影
園内東南の京橋川がみえるところの看花榻

08.05.05撮影

08.05.05撮影

08.05.05撮影
京橋川側



縮景園:全体



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