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広島市中区上幟町の縮景園の(現在)入口になっている門「冠木門」を取り上げました。 |
縮景園の入口飾りを時々撮影していましたが、門自体をよくみたこともなかったのです。
みると屋根はなく簡素な門ですが、柱と梁の組み合わせが豪放に感じる門だなと思ったのです。
究極の簡素を目指す?(茶道の)上田宗箇(=重安:1563-1650)が手がけた庭園、武士の豪放さ?藩主浅野家の別邸であったから?また、柱頭部には雨水進入を防ぐ笠木(陣笠)が、梁の端にも小口蓋が付けられ、脚部にも取り付けられていました。 |
冠木門(かぶきもん) |
門の形式の一つ。両側の2つの門柱に冠木といわれる横木(梁)を渡した(屋根がない)門。
江戸時代には櫓門や楼門ではない平門を指していましたが、明治以降は屋根を持たない門を指すことが多くなったそうです。 |
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門の形式といえば饒津神社の全国二番目という向唐門や、(広島市指定重要有形文化財指定の被爆した)東照宮の唐門、東広島市の並滝寺の竜宮門などを説明板を読んで知ったのですが、縮景園の門の形式はわからなかったのです。 |
最近ウォーキングのお供をしてくれる山川出版社「歴史散歩便利帳」で冠木門と云われるものだと知ったのです。
Wikipediaをみると、江戸時代は平門を行ったとありましたので上記(追記)しました。 |
門には、扉が付いていて本来の役割を果たすというものなのでしょうが・・・扉部分を今回撮影しました。 |
2015年久しぶりに立寄った時、そう云えば園内から撮影していなかったな〜と思って撮影しました。 |
15.04.10.更新 07.07.09裕・記編集 |