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中区大手町の平和大通り緑地帯に設置されている「鳩がデザインされた電電公社のマンホール蓋」です。 |
このマンホール蓋のロゴマークから電電公社時代のマンホール蓋と思いました。
そして、何よりもマンホールのデザインが『4羽の鳩が手を繋いでいる※』であることで、ここに取り上げました。 |
※厳密には羽根を繋いでいるというべきでしょうが |
にっぽん
でんしんでんわこうしゃ
日本電信電話公社 |
1949(昭和24)年に逓信省が分割して郵政省と電気通信省となりました。このうちの電気通信省が電電公社の前身です。
1952(昭和27)年8月1日電気通信省が廃止されて、日本電信電話公社(電電公社)ができ、翌(1953)年には国際電話部門が分離され国際電信電話株式会社(KDD)が設立され、両社は郵政省の管轄下に置かれました。
その後、1985(昭和60)年に民営化され日本電信電話株式会社(NTT)となりました。 |
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広島の街をぶらり散歩していると、広島市など地方自治体が設置したマンホール蓋の他に私設のマンホール蓋もみますし、所謂ライフラインの一角を担ってくれているガス関連(広島ガス)のマンホール蓋、通信を担ってくれているNTT関連のマンホール蓋もみます。広島ぶらり散歩「マンホール蓋」編を編集しだした時、交流ウォーク片岡会長にNTTやガスのマンホール蓋は撮影しないのかと云われていましたが、民間企業のマンホール蓋は、地方自治体が設置したマンホール蓋のあとにしようと思っていると話していましたが、電電公社時代の鳩がデザインされたマンホール蓋は例外ということで、撮影していました。 |
平和大通り緑地帯に設置する事から鳩をデザインしたマンホール蓋が電電公社時代設置されたと思うのです。
電電公社からNTTとなった時から順次NTTのマンホール蓋に取替られていき、この場所の鳩がデザインされたマンホール蓋は記念として残されたのではないだろうかと思いながら撮影しました。 |
11.02.04裕・記編集 |