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西区己斐本町に設置されている「瀧之観音への道標」です。 |
滝の観音は、霊験あらたかで大衆の信仰を集めていました。更に広島新四国八十八ヶ所第十番霊場※とされ、参詣者は多かったことであろうと推察され、参詣者の便を図ろうと、菓子商・藤兵衛が、旧山陽道から滝の観音への分れ道のすぐ傍に道標(高さ83cm、一辺20cmの四角柱)を建てたものだそうです。
正面には「是ヨリ瀧ノ観音江十八丁(≒2km)」、
右側面に「明治二己巳(1869)年四月中旬」、
左側面には「戒善寺世話人菓子商藤兵衛」と彫刻されています。 |
(交流ウォークまでには時間がありましたので)JR西広島駅裏にある己斐公民館に行くにはぐるっと廻らなくてはならず、途中の踏み切りの近くに道標がありましたので撮影したものですが、由来などはわかりませんでした。
今(2007年)回再編集するとき、己斐公民館の資料で上記の事がわかり追記しました。 |
※戦後再構築された広島新四国八十八ヶ所霊場第10番霊場では西区庚午中2の福寿山燈明寺・真光院になっています。 |
07.04.02再編集 05.02.21裕・記編集 |