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西区横川町の横川駅前広場に展示されている復刻バスの「かよこバス」です。
※可部と横川間を運行していたということで復刻バスには“かよこバス”と名付けられたそうです。 |
日本最初の国産乗合バス誕生の地 (広島市・横川) |
明治38(1905)年2月5日、日本最初の国産乗合バスがここ横川で誕生しました。
翌々日の新聞は、次のように報じています。「横川・可部間自動車交通事業はいよいよ開始の機全く熟したるを以って、一昨日午後3時より山陽線横川駅前なる自動車停車場に於いて開業式を遂行したり」この日本最初の国産乗合バスは、エンジンはアメリカ製ですがその他はすべて国産で、ボディーは総ヒノキ造り、タイヤはバス用が間に合わず乗用車用のバルーンタイヤを使用していました。
横川・可部間約15kmを片道運賃24銭(馬車は15銭)、12人乗りで営業を始めましたが、1トンを越える重いボディとでこぼこ道でタイヤがもたす、わずか9ヶ月営業を停止しました。
しかし、この当時のチャレンジ精神は100年目を迎える今日まで受け継がれ広島のテクノロジーの礎となって今でも息づいています。こうした先人たちの功績を後世に語りつぐため私たちはここに乗合バスの記念モニュメントを製作しました。 |
平成16(2004)年3月28日 レトロバス復元の会・広島市 |
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横川駅・原爆被災説明板を撮影に行ったときに、レトロバスのことも報道で知っていましたので何処かなと思うまでもなくすぐにその車庫がわかりました。交流ウォークの時、三篠公民館の0さんが鍵を持ってこられましたので、中まで入り近くでみることができました。 |
ラジオを聞いていたら、横川の「かよこバス」と云っていました。レトロバスではインパクトがないことから愛称を付けたことを知りましたので追記し、標題も「かよこバス」に変更しました。
かよこの愛称は可部の「か」に横川の「よこ」を取って「かよこ」としたそうです。 |
09.09.23更新 04.10.10裕編集 |