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西区三滝本町に建てられている「龍興山・海雲寺」です。 |
海雲寺は曹洞宗のお寺で、本尊は釈迦牟尼佛(江戸時代は薬師如来だった)と聞きます。 |
知新集によると
『往古は高田郡吉田村にありましたが福島正則(1561-1624;藩主1600-1619)が沼田郡廣島中通新川場へ移したと記録にありますが年月日は詳らかではありません。国泰寺・天眼普照禅師を開山としこの時より国泰寺の末寺となりました。』とあります。知新集にあるように新川場町(現・中区小町)にありましたが、
1945(昭和20)年8月6日米軍投下の原子爆弾により壊滅しました。
1956(昭和31)年現在のこの地三滝本町に移り現在に至っています。 |
交流ウォーク・藤井先生に「地獄極楽の木」という広島の伝説があるのを知っていますか?と尋ねられましたが(わたしは)知りませんでした。この海雲寺に伝わる伝説だと云うことでしたので、訪ねたのです。
本堂の前に五輪塔があるだけで他にみるべきものはないな〜と思っただけでした。知新集に記述があるお寺ですが、原爆の惨禍で、この地に移りお寺の規模も小さくなったようでした。 |
09.12.24裕・記編集 |