(大河の)樋の口

  南区南大河町にある「(通称)樋の口広場」です。
この地は昔、大河入海の海水を阻止する樋門があったことで樋の口と呼ばれるようになったそうです。
毎年お盆になると、公道でもあるここ「樋の口広場」で三百年以上続いている「大河盆踊り」が行われます。樋の口広場は昔、漁港で、市場や商店などが並び、大河で最も賑やかな通りだったそうです。
そのため、現在でもそれを偲ぶために、この樋の口広場で行われているそうです。
寛永年間(1624-1644)に地域住民の物故者を弔うための念仏踊りが起源といわれ、年とともに盆の供養踊と変化し現在に至っています。戦前から保存会のような団体がありましたが、昭和42(1967)年に有志が相集い正式な保存会が結成されました。
樋口(ひぐち) 樋(とい)の水や下水などの出口。
樋門(ひもん) 堤防の下を通り抜ける、排水・灌漑用の水路。
大河は、(いまは亡き明治生まれの)オヤジが生まれ育ったところなのです。思えば大河のこのような地名に関する由来について聞いたこともなかったなと思いながらこの頁を、大河公民館発行「おおこうおさんぽマップ」を見ながら編集しました。
 08.11.01裕・編集

08.02.16撮影
広島市南区南大河町5  (通称:樋の口広場)

08.02.16撮影

08.02.16撮影
旧大河漁業組合 財産管理委員会 樋の口倉庫

08.02.16撮影



「水関連その他」編



広島ぶらり散歩
   (樋門・樋口関連頁)
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