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南区松原町の栄橋東詰南側駐輪場中に建っている「(大正天皇)御大典記念道標」です。 |
刻まれた文字から、大正天皇の即位を記念して建立された道標ということがわかりました。
1906(明治39)年3月架橋された初代榮橋の根際に建立されたこの道標には、泉邸(縮景園)、大本営跡への方向と距離、京橋川沿いに上って行けば饒津公園(饒津神社)方面へ、逆に行けば広島駅に行く事を示していました。 |
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泉邸 六丁 (≒654m)
舊大本營 十五丁 (≒1,636m) |
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饒津公園 五丁 (≒545m)
廣島驛 三丁 (≒327m) |
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大正四年十一月十日御大典之日建之 發起人7名 名井書 |
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(發起人)31名 |
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即位の礼: |
皇太子(大正天皇)は、1912(明治45)年7月30日、明治天皇の死去にともない、皇位を継承して大正と改元し、1915(大正4)年11月10日に京都御所紫宸殿で即位の御大典をあげる。 |
(だいじょうさい)
大嘗祭: |
天皇が即位後初めて行う新嘗(にいなめ)祭。その年の新穀を天皇が天照大神および天神地祇に供え、自らも食する、1代一度の大祭。
1915(大正4)年11月14日・15日 |
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交流ウォーク会長に栄橋東詰の横断歩道橋下に道標があるのを知っていますかと云われたのです。
しかし、何度も通っているのに(わたしは)知らなかったのです。
広島駅から栄橋に行くのに(平面の)横断歩道を使わず横断歩道橋から下を見ると現在駐輪場の中に建っていました。外から見ると目隠しフェンスの上に少しばかり見えるのですが、気が付かずに歩いていたな〜と思ったのです。 |
11.02.20裕・記編集 |