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南区宇品海岸の広島市消防局南消防署水上出張所前の桟橋でみた消防艇「ひろしま」です。 |
広島市消防局予防広報係の公開資料によると
『消防艇「ひろしま」は、広島港、似島および金輪島などの島々の消防防災体制を強化するため、昭和54(1979)年12月に水上消防署の発足とともに消火活動や人命救助活動をはじめ、人員・資機材の搬送を行っています。現在の消防艇「ひろしま」は、平成10(1998)年4月に更新された新艇で先艇に比べ、性能、資機材が充実したものとなっています。』とありますが、どういう性能を持った消防艇かがわかりませんでしたので、広島市消防局南消防署水上出張所に尋ね、下記の「消防艇・ひろしまの主要諸元」を教えていただきました。 |
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船体形式、構造、材料 |
V型単胴、縦肋骨式構造(3層式)、高張力鋼(甲板上軽合金) |
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主要寸法 |
全長:23.6m、全幅:5.4m、深さ:2.3m、高さ:10.5m(最大14.5m) |
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総トン数。乗船定員 |
52.00トン。20名 |
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速力。推進方法 |
巡航:16ノット(29.6km/h)、最大:19ノット。固定ピッチプロペラ2軸推進 |
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消防ポンプ。放水量、泡放水量 |
多段バランスヒーターポンプ。最大20,000l/min、最大20,000l/min |
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放水砲。放水口 |
2,000l/min(伸縮式放水塔1)、6,000l/min(放水砲2)。65mm×12口 |
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2010年12月交流ウォーク下見の時、宇品でみました、その姿から消防艇だなと思って撮影しました。
船に関しての資料は、広島市消防局のweb siteで公開されているだろうと思っていましたが、わたしの探し方が悪いのか広島市消防局のweb
siteには主要性能は公開されていないようで、秘密の部分があるのかなとも思いましたが、
広島市消防局南消防署水上出張所に直接伺いました、単なる広島市民であるわたしですので、一応住所と資料の使用目的(HP上に掲載したい旨)を話し、公開できる性能だけでいいので教えていただきたいとお願いしました。特に現在の消防艇で公開できないものはないという返事ととも上記の資料をFAXしていただきましたので、この頁が編集できました。 |
11.04.17裕・記編集 |