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南区宇品御幸に過ってあった「カルビー(株)発祥の地」を示す表示板でしたが、2010年には撤去されていました。 |
カルビーが広島の地から出た会社であることは知っていましたが、敗戦までここ陸軍糧秣廠であった地の一部が戦後カルビーとなったことを(現在は廿日市市に大半が移転していることを)交流ウォークの時に教えていただきました。 |
カルビーの社名: |
『カルシウムの「カル」と、ビタミンB1 の「ビー」を組み合わせた造語』だそうです。 |
かっぱえびせん: |
『かっぱ(河童)は、昔から日本人に親しまれてきた伝説の動物です。
昭和20年代、清水崑画伯(1912-1974)作の「かっぱ天国」という漫画が流行っていました。そのころ小麦粉からあられをつくり、発売していたカルビーでは清水画伯にお願いしてかっぱのキャラクターを製品のパッケージに描いていただき、「かっぱあられ」シリーズとしてお客様に親しんでいただきました。
かっぱえびせんは、そのシリーズ最後の製品で、昭和39(1964)年発売当時からパッケージはえびを主役にしているので、かっぱの絵は付いていなかったのですが、名前だけが今でも残り、「かっぱえびせん」といえばカルビーのお菓子だな〜とお客様におぼえていただけるまでになりました。』そうです。 |
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カルビー略沿革 |
1949 |
昭和24年 |
松尾糧食工業所を松尾糧食工業株式会社として法人に改組し、広島にて設立。 |
1955 |
昭和30年 |
社名を「カルビー製菓株式会社」に変更。 |
1973 |
昭和48年 |
本社を東京都(北区赤羽南1-20-1)に移転。社名を「カルビー株式会社」に変更。 |
1986 |
昭和61年 |
広島西工場(広島県廿日市市)スナック、ポテトチップス操業開始。 |
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資料はカルビー(株)の資料を参考にしました |
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カルビーと云えばTVのCMの力は大きいというか地元贔屓からか「カルビ〜〜のポテトチップス」なるフレーズがすぐにわたしは浮かぶのです。だからか、ポテトチップスといえばカルビーのものを買い食べます。
最近、子会社とは云うもののポテトチップス用のジャガイモ種芋を防疫検査を受けないまま農家に販売したとして植物防疫法違反などに問われたと新聞・ラジオなどで見聞きしますが、関係者でもないし、食品について詳しくもないわたしですが食べ物だけに残念に思う報道でありました。 |
2010年交流ウォークの時、みると建物もなく「カルビー発祥の地」の標識もなくなっていました。せめて、発祥の地のSUS製標識でも残してあればと残念でなりませんでした。 |
10.12.29更新 06.01.06裕・記編集 |