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南区段原の段原第5公園に建立されている「世界人間居住賞(記念モニュメント)」です。 |
モニュメントの根際に説明板が設置されていました。(下段)
1987(昭和62)年「家のない人々のための国際居住年(International Year of Shelter for the Homeless)」ということでいろいろと催しが行われたようですが、新聞はそれとなく見ているというのにわたしはその頃のことを思い出せずまったく知りませんでした。
『国際居住年は、21世紀を目指して世界各国が、それぞれの抱える住宅・居住環境問題の解決のために、長期的視点に立った活動を展開すべき年として位置づけられました。』ということのようですが20年以上も過ぎた今頃になってこのモニュメントを見て知ったのです。その直接的な受賞ではなく、英国の財団の賞を受賞したようです。 |
南区区役所は、南区回遊ルートマップを作成し市民に南区の魅力を発信しようとしているようでわたしのウォーキング資料としても貴重なものなのです。その中にこの公園に手押しポンプが残されている画像が載っていたのです、手押しポンプの頁を編集しているわたしですから、訪ねなくてはと思っていたのです。訪ねるとこの場所には既に手押しポンプはありませんでしたが、この世界人間居住賞(記念モニュメント)が目に入りました。 |
08.07.22裕・記編集 |
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08.01.19撮影 |
広島市南区段原3-11 段原第5公園 |
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08.01.19撮影 |
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08.01.19撮影 |
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モニュメント |
世界人間住居賞・説明板 |
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08.01.19撮影 |
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世界人間居住賞 |
世界人間居住賞は、国際居住年(1987年)に貢献するため、英国のビルディングアンドソーシャルハウジング財団(BSHF)が1985年に創設した賞です。
この賞は、先進国、発展途上国が直面する住宅問題について、実践的で画期的な解決方策を提供する優れたプロジェクトに対して授与されています。
1989(平成元)年には「広島市の復興と段原再開発事業」が授賞対象となりました。これは、原爆被災を受けた広島市が戦後平和記念都市の理念を掲げて復興していることを評価されたものです。
授賞式は、1990(平成2)年10月英国ロンドンで開催され、ジェフリー・ハウ英国副首相からトロフィーを授与されました。
このモニュメントはそのトロフィーをデザインしたものです。 |
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