(地御前小学校の)廿日市天然記念物イチョウ

  廿日市市地御前の地御前小学校にある「(廿日市市)天然記念物 イチョウ」です。
(廿日市市)天然記念物 イチョウ    昭和60(1985)年7月12日指定  平成4年3月廿日市市教育委員会
イチョウ(公孫樹Ginkgo biloba)は、裸子植物(マツやスギの仲間)に属する落葉高木で、古い時代に中国から日本に渡来し、昔から神社や寺院によく見られ、秋の黄葉が美しく近年では街路樹として、また公園・学校などによく植えられています。
雄木と雌木にわかれ春に雄花から飛んだ花粉は雌花に到着しますが、種子が成熟する直前の10月頃に雌花の中で精子が形成され受精が行われます。
イチョウ類は古生代(約5億9000〜2億4800万年前)から中生代(約2億4800〜6500万年前)にかけ全世界に繁茂し、多くの種類がありました。裸子植物で精子が形成されるのはイチョウとソテツの仲間だけでこれはシダ植物から裸子植物への橋渡しを示す進化の証拠です。イチョウの精子を1895(明治28)年平瀬作五郎(1856-1925:植物学者)が発見しました。
イチョウの種子は黄色で臭気があり、一見果実のように見えますが植物学的には種子なのです。外側の皮は肉質で、人によってはかぶれることがあります。内側の皮は堅くてギンナン(銀杏)と呼ばれ、内部の胚乳が食用になります。ここ地御前小学校のイチョウは雌木で、胸高幹囲318m、胸高直径は三方異なり110cm、90cm、82cm、樹高15.5mで、廿日市市最高のイチョウです。
2007年交流ウォーク探検隊の時にみた地御前小学校のイチョウで説明板も読んだのですが、イチョウとしては決して大きくというか樹高が高いイチョウではなかったので、頁を編集をしてなかったのですが、今(2009年)回「旧・廿日市町」編を再編集している今になりましたが編集しました。
09.05.25裕・記編集

08.09.28撮影
広島県廿日市市地御前4-3-1 (地御前小学校)

07.10.20撮影

08.09.28撮影



「旧(佐伯郡)廿日市町」編



広島ぶらり散歩
「植物」編





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