(大野町・歴史の散歩道)高畑貝塚跡

  廿日市市大野高畑に過ってあったという「高畑貝塚跡」です。
B高畑貝塚跡
この下の道を約100メートル行ったところにあります。この貝塚からは貝殻のほか弥生式土器の破片や約2000年前の人骨などが出ております。
(大正時代の終わりころ)高畑貝塚からハマグリやアサリガイと一緒に土器破片や人骨、獣骨が出土し、京都大学に鑑定を依頼したそうで、人骨は若い女性の頭蓋骨で、獣骨は猪、土器は弥生式土器と鑑定結果だったそうです。
人の骨が貝塚の周辺で発見されるのは、貝塚の貝のカルシウム分(弱アルカリ性)が、人骨のカルシウムがとけるのを防いでいるためで、普通の土は弱酸性であることが多く、骨は長期間かかって溶けてなくなってしまうそうです。
今(2009)年9月旧西国街道沿いに建てられている説明板をたよりに、100mほど下って行き大野町教育委員会が設置した貝塚跡碑を見つけました。その時は貝塚はこの辺りだったのかと思っただけでしたが、10月になって大野歴史ガイドの会・西尾会長に発見された人骨の鑑定結果などのことを教えていただきました。
09.11.14裕・記編集

09.09.08撮影
広島県廿日市市大野高畑1207付近

09.09.08撮影
貝塚跡碑が建っているところから昔は海だったろうとおもう道路方向をみました

09.09.08撮影



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