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南区似島町字大黄に開校している「広島市立似島小学校」です。 |
馬匹検疫所は、戦地から帰還した軍馬を、(帰還将兵と同じように)薬風呂に入れたり、獣医師が診察をして外地からの病原菌や病害虫の侵入を防いだりするために設置した施設で、この地に増設されたのは1940(昭和15)年のことでした。 |
似島小学校の前身は、似島家下集落にあり、1875(明治8)年の「至誠舎」という(寺子屋的な住民子弟教育)塾にまで遡ると云われていますが、
1902(明治35)年3月似島尋常小学校(児童数80名)として独立が認められました。
1932(昭和7)年4月似島尋常小学校に高等科が併設されました。
1941(昭和16)年4月似島国民学校と改称。1942(昭和17)年に最多児童数404名になりました。
戦後1947(昭和22)年4月似島小学校と改称。
1949(昭和24)年7月家下から現在の大黄に新築移転(7月25日竣工式)しました。
現在の鉄筋コンクリート4階建校舎は1982(昭和57)年5月に完成しました。
現在2009(平成21)年度の児童数は50名となっています。 |
※資料は、広島市立似島小学校学校の沿革資料を参考にしました。 |
2009年似島説教所前広場に建立されている「戸原先生頌徳碑」で似島尋常小学校の事をわずかに知ったのですが、2010年旧陸軍馬匹検疫所跡に建っているという現在の似島小学校を(校外から)撮影しましたのでこの頁を編集しました。 |
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15.10.27.更新 10.03.29.裕・記編集 |