(似島・中ノ原)特攻隊兵舎群跡

  南区似島町中ノ原地区にあった「特攻隊兵舎群」跡の地を取り上げました。
*現在はほとんどその残り香はありません。
似島に基地があり兵舎があったという特攻隊とは、海上挺進戦隊といい、表向きの部隊名は「陸軍船舶練習部第十教育隊」と呼び、本部を江田島・幸の浦に置いていたそうです。
小型戦闘舟艇である四式肉薄攻撃艇(マルレ:連絡艇の頭文字レに○の名称)を装備し、マルレは、当初は搭載した爆雷を投下して攻撃する計画だったそうですが、実際には、しばしば体当たりする特攻兵器として実戦に投入されたそうです。
地図を見て兵舎の周りに道路があったようでしたので道路に挟まれた所に兵舎の遺構でも残っていればと探しては見たのですが、表面的に観た限りでは、そのようなものは見当たりませんでした。
南区役所地域振興課発行「南区回遊ルートマップ14」を見ていて、この特攻隊兵舎群跡を知り、訪ねたのです。
兵舎であったと思われる所をみましたが、(見た限りでは)その遺構と云われるようなものは、ないようでした。
せめて、そのような歴史的な場所であったという説明板の設置をしてもいいのではと思いながらここを後に特攻隊訓練基地跡があるという深浦地区に向かいました。
10.05.02.裕・記編集

10.02.09.撮影
広島南区似島町中ノ原地区

10.02.09.撮影

10.04.15.撮影
(似島)下高山山頂から本部があったという江田島幸ノ浦方面をみました



軍都・廣島関連施設戦跡」編



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「似島」編





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