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南区似島家下の安芸小富士登山口でみた「火の用心と書いた標識」です。 |
2010年2月安芸小富士から降りている時に、家下の民家が見えたところのフェンスに取り付けられた小さな木柱『火の用心:安芸小富士登山口、約1740米 87本 似島分団』が目にとまりました。
何だろうと交流ウォーク会長と話しましたが、その時はわかりませんでした。 |
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『消防用ホースの技術上の規格を定める(総務省)省令』というものがあるようです。
第11条に長さの規定がありますが、特定の長さが決められているわけではなく、乾燥時10m、15m、20m、30mとし、とあります。 |
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似島で見た木柱:1740m÷87本=20m/本 ですから20mホースを似島では使用しているのでしょうね。 |
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時は過ぎ、5月11日朝RCCラジオ「本名正憲のおはようラジオ」をいつものように聞いていたのです。
本名さんがサイクリングで江田島に行った時の話でした『江田島の登山口の処に標識が建っており、消火用のホースを何本繋いだら、防火線と想定している尾根まで届くかという、ホースの本数が書かれていた。山火事の教訓からそこまで防火意識が徹底しているのだろう』というような事でした。 |
そうだったのか似島の安芸小富士も1973(昭和48)年7月中腹以上が3日にわたり焼けたという苦い経験から、登山口に小さな木柱ではありますが、防火の願いを込めた木柱が建てられていたのだと(わたしは)思ったのです。 |
似島での近代的消防組織は、大正14(1925)年1月私設消防組の創立にはじまった事を「少年自然の家に展示してある‘手引き腕用ポンプ’の説明板」を読んで知りました。その後昭和23(1948)年1月似島公設消防組となり、昭和24(1949)年4月広島市に合併したことで広島市消防署似島分隊となり、平成9(1997)年9月30日より現在地・合同庁舎の一角が南消防署似島出張所となっています。 |
関連頁:(少年自然の家展示)手引き腕用ポンプ |
10.05.20.裕・記編集 |