(現・新来島宇品どっく専用船)第五こふじ

  南区宇品町金輪・新来島宇品どっく桟橋と南区市営桟橋を連絡している新来島どっく専用の連絡船「第五こふじ」を取り上げました。
※もともとは、宇品港と似島を連絡する似島汽船の連絡船でした。
似島汽船が協力出版の「ふるさと似島」に第五こふじに関する資料が掲載してありますので参考にしました。
『第五こふじは、1979(昭和54)年5月就航〜1995(平成7)年10月。総トン数197トン、950馬力(6気筒ディーゼルエンジン)、最速速力12.6ノット。定員600名。』として紹介しています。
現在宇品金輪ドック*専用船として活躍していますとあります。(改造され性能が上がっているとも考えられますので似島汽船時の性能として参考にみていただければ)
1894 明治27年 陸軍運輸部金輪島工場 開設
1942 昭和17年 陸軍船舶司令部(暁部隊)野戦船舶本廠に組み込まれる
1951 昭和26年 旧陸軍野戦船舶本廠の造船施設を引継ぎ、金輪船渠株式会社設立
(1977年会社更生法申請)
船渠(せんきょ)⇒ドック:船の建造・修理などを行うために構築された設備。
1988 昭和63年 西武建設に買収され子会社
(1998年社名を西武造船に変更)
2006 平成18年 西武建設から西武造船の全株式を新来島どっくへ譲渡。新来島宇品どっく設立。
通称暁部隊金輪島工場のことは、2008年比治山の陸軍墓地に建立の「(元陸軍運輸部通称暁部隊金輪島工場電気部員)慰靈碑」の碑文を読んで(わたしは)わずかばかり知りました。
戦後、金輪船渠が引継ぎ、この第五こふじが活躍していると「ふるさと似島」に記述があり知ったのですが、時代は移ろい、西武造船から新来島どっくへと変わっています。
金輪島桟橋で、宇品へ戻る連絡船乗船時間までありあまる時間を持て余していた時に、フェリーが入ってきました。わたしは連絡船に乗ってここ金輪島にきましたが、島でみた車はどうするのだろうと思っていた時でしたので、そうかフェリーが運航しているのかと思いましたが、みると「新来島宇品どっく」とありましたので、第五こふじは、来島どっくの専用船になっているのだなと思い撮影しました。帰宅後第五こふじのことは「ふるさと似島」で調べました。
2015年宇品市営桟橋で(金輪への連絡船を待っているとき)ここで取り上げた第五こふじが停泊していましたので撮影していました。2018年のいまになりましたが画像を追加しました。
18.04.15.更新    11.08.10.裕・記編集

11.07.09撮影
広島市南区宇品町金輪384  新来島宇品どっく桟橋

11.07.09撮影

11.07.09撮影

11.07.09撮影

15.10.04.撮影
広島市南区宇品海岸通り2 広島市営桟橋



「乗り物」編



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(新来島宇品どっく専用船)第五こふじ


金輪島(概説)





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