(壊れゆく)土蔵
  西区己斐上に残されている「崩れゆく土蔵」をこの頁で取り上げました。
2009年みたときは解体されていました。
土壁は火には強いものがあり土蔵などに用いられていますが、雨に当たると弱いものだと改めて思ったのです。
土蔵の土壁が脆いところから雨に強い漆喰を上塗りしているところがよくわかります。
(どぞう)
土蔵:
外壁四面を土や漆喰などで厚く塗り固めた(日本の伝統的な建築様式による)倉庫、保管庫。土倉。
(しっくい)
漆喰:
消石灰にふのりや角叉(つのまた)などの粘着性物質と麻糸などの繊維を加え、水でよく練り合わせたもの。砂や粘土を加えることもある。壁や天井などに塗る。
『「石灰」の唐音、「漆喰」は当て字』
(こまい)
木舞;小舞:
@壁の下地に用いる竹や細木。また、それを縦横に組んだもの。
2.屋根裏板や(こけら)板などを受けるために垂木(たるき)の上に渡した細長い材。
2006年広島遊歩100選の己斐地区ぶらり散歩中に壊れゆく土蔵をみて撮影しました。
2年後の探検隊の時みると既にこの崩れかかっていた蔵は解体され更地になっていました。
(2019.07.19追記) 
07.05.09裕・記編集

06.10.04撮影
広島市西区己斐上1-5

06.10.04撮影
竹こまい(骨組み)がわかります 窓部分の扉も土壁で厚く造られていることがわかりました



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