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西区観音新町に鎮座している「松一稲荷大明神」です。 |
昭和初期、事の真偽は定かではありませんが、この地の松の木に巻きついていた大蛇を縁起として、(京都の)伏見稲荷大社(宇迦之御魂大神:うかのみたまのおおかみを主祭神とする)の分霊をお祀りしたと伝えられています。
縁起と云われるその松は既に枯れたそうです。 |
観音公民館発行「まちめぐり:観音・南観音再発見」に紹介があるこの稲荷神社を、今(2009年1月)回交流ウォーク探検隊で訪ねようとしたのですが、マップ上でだいたいの位置はわかったのですが、近くに来たのにわからなかったのです。通りがかりの人に何人か訪ね、ご存知の方にわざわざ連れていっていただき、この松一稲荷神社をお参りしました。
最初に目にした木製の鳥居は新しく塗装をされてはいましたが(その前に何年も放置されていたのか?)朽ちてきているようでした。本殿は近年建てられたと思う上屋の中に鎮座され、雨露をしのぐことができるようになっていました。こういう形式の神社は珍しいなと思うと共に、いまは大切にお祀りされていることがわかりました。 |
09.03.03裕・記編集 |