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安芸区中野の蓮華寺境内に祀られている「白髭稲荷大明神」です。 |
農の守り神
和歌山県伊都郡高野町大字高野山550、奥の院に祀られている白髭稲荷の分霊であり、(蓮華寺の)本尊・弘法大師の働きを助けるために1934(昭和9)年〜1935(昭和10)年頃に勧請されました。
高野山奥の院: |
奥の院は弘法大師の御廟で、ここで入定され、弥勒仏の下生の時まで永遠の禅定に入っておられます。816(弘仁7)年弘法大師は嵯峨天皇より高野山を賜り、真言密教の道場として高野山開創に取りかかり835(承和2)年3月21日奥の院にて入定。 |
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空海(くうかい:774-835) |
平安初期の僧。日本の真言宗の開祖。諡号が弘法大師。讃岐の人。
804年最澄らとともに入唐し、長安の青竜寺恵果に学ぶ。806年帰朝して高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)を開く。嵯峨天皇より東寺(教王護国寺)を賜り、その翌年には大僧都に任ぜられた。日本最初の庶民学校である綜芸種智院(しゆげいしゆちいん)を設立。書にすぐれ三筆の一人にあげられ、「風信帖」などの名品がある。また、詩文にも秀でた。後世、広く庶民信仰の対象として尊ばれた。著「三教指帰(さんごうしいき)」「十住心論」「弁顕密二教論」「性霊(しようりよう)集」「文鏡秘府論」「篆隷(てんれい)万象名義」ほか。 |
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蓮華寺境内に「白髭稲荷大明神」が建立されている事は2005年にはじめてお寺を訪ねたときに知ったのです。境内社ということで説明板も設置されていましたので再度訪れたとき撮影したのですが、編集が今になりました。 |
09.05.02裕・記編集 |